「聞いてよ〜、今日ほんと最悪だった」
気になる女性から愚痴をこぼされた。ここで何て返すのが正解なんだ・・・?
正直に言うと、いつでも通用する正解はありません。
同じ愚痴でも、ただ聞いてほしい日と意見を聞きたい日があります。今日がどっちなのかで、返すものが変わってきます。
ということで今回は、その2つを取り違えない聞き方と、聞く余裕がない日の区切り方までまとめてみました。
- 相手が「聞いてほしい」のか「意見がほしい」のかを確かめられる
- 気持ちに共感しつつ、事実の判定や人の評価には乗らない返し方が分かる
- 意見を求められた時に、自分の考えを伝えていい線引きが分かる
- 今日は聞く余裕がない時の、感じの悪くない区切り方が分かる
女性の愚痴や悩みを聞くテクニック
愚痴って、相手を選んで話すものですよね。
この人になら言っても大丈夫
そう思われている時点で、関係としては悪くない場所にいます。
ただし、そこから先どうなるかを決めるのは相手で、
愚痴を聞いたから好かれる、付き合えるという話ではありません。
聞き方を変えたら気持ちが動く、みたいな都合のいい仕掛けはないと思っておいたほうがいいです。
って思うかもしれませんが、これが意外と難しいんです。
よかれと思って言ったことで会話が終わる、というのが一番よくある事故ですから。
いきなり否定から入らない
「相手が話したことを否定しない」
これについては、人間関係を円滑に進めるために、普段から意識している人も多いと思います。
しかし、実は気を付けていても無意識に相手を否定してしまっている人って結構多いです。
上の会話が良い例です。
男性側は、「〜じゃない」「違う」「ダメ」のような否定の言葉は使っていませんが、
実はバッサリ女性の話したことを否定していることにお気付きでしょうか?
このように否定語を使わなくても、相手の言うことを実は否定しているパターンって結構あるので気をつけましょうね!
もう一つ例を見てみましょう。
あなたの好きな人が上司に怒られてとても落ち込んでいます。
しかし、あなたはその上司のことを尊敬しており、むげに上司を批判する訳にもいきません。
さて、あなたはどう答えますか?
これ、丸く収めているように見えて、
相手が一番ほしくない返しになっています。
というのも、こんなことを言われたら、相手はきっとこう思います。
ここでやりがちなのが、いきなり「本当はどっちが悪いのか」の話から入ることです。
でも、この一言目で拾うのは事実の判定ではありません。
気持ちのほうを先に拾う
やり方は簡単で、相手の言葉をまず分解してみます。
=悲しい・傷ついた・私は評価されてない
このように、言葉の下にある気持ちのほうを想像します。
そこまで分かれば、返す言葉は難しくありません。
まずはこれで十分です。
ここで一つ気をつけたいのが、気持ちに共感することと、事実を認定することは別だということ。
「悔しかったよね」までは、その場にいなくても言えます。
でも「その上司、最低だな」は、会ったこともない人の評価まで一緒にやっていることになります。
後日「やっぱり私にも落ち度があって」と本人が言い出した時、一緒に叩いた側は行き場が無くなります。
拾うのは相手の気持ち、判定は相手のもの。この線だけ引いておくと、あとが楽になります。
慣れないうちは一瞬でこんな回答を思いつくのはちょっと難しいかもしれませんが、
- 気持ちの言葉を先に拾う
- 事実の判定と、その場にいない人の評価は後回しにする
この2つを頭に置いておくだけで、返しはかなり変わります。
「大変だったね」の一言があるだけで、その後の話がしやすくなるから
そもそも愚痴が出てくるところまで会話が続かない、という人もいます。その場合は聞き方より前に話題の作り方で、女性との会話の話題の選び方を先に読むほうが早いです。
正論やアドバイスは、求められてから
よくあるのが、悩みや愚痴に対していきなり正論やアドバイスから入ることです。
聞いてほしいだけの日にこれをやると、会話はだいたいそこで止まります。
アドバイスが悪いわけじゃありません。頼まれる前に出すと効かない、というだけの話で、
こんな一見何も考えてないような回答で、まずは足りています。
とはいえ、ずっと相槌だけというのも変な話で、
本当に困っていて意見がほしくて話している日もあります。
だから迷ったら、勝手にどちらか決めずに聞いてしまうのが早いです。
迷った時に置く一言:
『それ、聞くだけがいい? それとも一緒に考えたい?』
『俺の思ったこと言ってもいい? いらなかったら言って』
これを1回はさむだけで、「よかれと思って言ったのに空気が悪くなる」がほとんど無くなります。
そして「聞いて」と言われた日は聞くだけ、「どう思う?」と聞かれた日は自分の考えを言っていい。
意見を言うのが失礼なのではなく、順番の問題です。
実際に言う時は、こんな形にしておくと相手も受け取りやすくなります。
「どう思う?」と聞かれた時の言い方:
『俺だったら、たぶん一回は上の人に相談すると思う』
『でもこれは俺の考えだから、合わなかったら流して』
→ 主語を「俺」にして、相手が断れる余白を残すのがコツ
「普通は〜すべきだよ」と一般論で言い切ると、意見ではなく判決になってしまいます。
次は、もう少し判断が分かれる場面も見てみましょう!
例えば、あなたが女性と一緒に街を歩いていて犬を見かけたとき・・・
さて、あなたはどう答えますか?
この4つ、ダメなのは全部じゃありません。
1つずつ見てみると、外している理由が違います。
「僕、犬嫌いなんだよね」→ ①相手の言葉を打ち消している
「僕はもっと大きい犬が好きだな〜」→ ②話の主役が自分に移っている
「お〜!ヨークシャテリアかな?」→ これは悪くない。相手が犬好きなら、ここから話が広がります
「君の方がかわいいよ」→ ③相手が出していない話を置いている
外しているのは①②③のどれかで、「ヨークシャテリアかな?」だけはどれにも当たりません。
自分の話をしてはいけない、というルールがあるわけじゃないんです。
つまり、相手が何か言った直後に置かないほうがいいのは、
①打ち消し ②話の主役を自分に移す ③相手が出していない話(頼まれていない結論も、急な口説きもここ)
この3つだけです。
- 「わかる!」
- 「だよね!」
- 「同じこと思った!」
困ったら、まずはこの3つで十分です。
ただし、思ってもいないのに「わかる!」を連発すると、それはそれで伝わります。
分からない時は「そうなんだ、それは知らなかった」で大丈夫です。
無理に同じ気持ちになろうとしなくても構いません。
共感と「同意」は別のもの
ここまで読んで、「とにかく相手に合わせればいい」と受け取った人がいるかもしれません。
でも、そこは違います。
共感するのは気持ちのほうで、事実の判定や誰かへの評価まで一緒に乗る必要はありません。
乗っていい:『そりゃ腹立つよね』『それはしんどいわ』(気持ち)
乗らなくていい:『その上司、マジで最低だな』(会ったこともない人の評価)
乗らないほうがいい:『そんな会社、明日辞めちゃいなよ』(相手の生活が本当に動く話)
一緒に人を悪く言うのは共感ではなく、ただの悪口の共犯です。
その場は盛り上がっても、後で「言い過ぎたな」と思われるのはこっち側になります。
『しんどいなら無理しないでね』のほうがずっと安心するよ
お金・仕事・体調・家族みたいに、相手の生活が実際に動く話は、勢いで背中を押さないでおきましょう。
もう一段はっきりさせておくと、危ない話には同意しないほうが誠実です。
「あの人に仕返ししてやりたい」「もう全部投げ出したい」のような言葉が出た時、調子を合わせるのは共感ではありません。
気持ちには「それだけ限界だったんだね」と返しつつ、行動そのものには乗りません。
相手の安全が心配になる話なら、心配していることを正直に伝えて、一人で抱えずに専門の窓口へ頼るようすすめてください。
心配のつもりが「ズレる」とき
もう一つ、よかれと思ってやりがちなパターンがあります。
今度は体調の話です。
ここで引っかかるのは「病院には行った?」のほうではありません。
具合が悪い相手に受診をすすめるのは、むしろ普通のことですから。
ズレているのは「大変な病気ではないみたいだね」のほうです。
診てもいない人が、勝手に「大したことない」と決めてしまっています。
しんどいと言っている相手に、素人が重さの判断を返すのは共感でも解決でもありません。
そこは医者の領分で、こっちが代わりにやることではないんです。
悪気はありません。むしろ心配しています。
それでも会話が細っていくのが、このパターンです。
ここも「一見何も考えてないような回答」で足ります。
一緒に見てみましょう!
やっていることは、相手の言葉を拾って返しているだけです。
最後の一言も、誘うのが目的ではありません。
本人が「なんとか動けるレベル」と言ったから、その範囲で出した提案というだけの話です。
「今日はしんどいから寝るね」と返ってきたら、そこで引きましょう。
弱っている相手に予定を取り付けにいくのは、心配ではなく押し付けになります。
相手の言葉を繰り返すだけなら、これを読んでいる人も明日からできるはずなのでぜひやってみてくださいね!
難しい解決策を用意する必要はありません。
求められたら、その時に一緒に考えれば十分です。
気持ちの言葉は、拾って返す
最後に、返す場所の見つけ方も書いておきます。
愚痴の中には、出来事の説明と気持ちの言葉が混ざっています。
返す相手は、気持ちの言葉のほうです。
ちょっと具体例を見てみましょう!
上の会話例の赤い部分が、気持ちの出ている箇所です。
気持ちの部分は、否定から入らないこと。
「気にしすぎだよ」で片づけると、話はそこで終わります。
どこを拾えばいいか分からなくなったら、気持ちの言葉を探してみてください。
もう一つ例を見てみましょう!
例えば、あなたが女性と電話しているとき・・・
これ一見分かりにくいけど、気持ちがしっかり含まれていることにお気付きでしょうか?
というのも、ちょっと分解して考えてみると・・・
=今この時間を楽しいと思っている
言葉にしていない気持ちが混ざっていることもあります。
ただし、そこから先は当てにいかないほうがいいです。
「もっと話したい」「脈あり」まで読むと、次の一手を間違えます。
分かるのは「今の時間を楽しいと思ってくれている」ところまでで十分です。
だから、この場合はこんな風に返せば足ります。
「わかる!」「だよね!」
とかで返すのも悪くはないのですが・・・
ちなみに上の返しにある「気が合うよね」は自分の感想で、相手の気持ちを決めつけたわけではありません。そこだけ分けておけば大丈夫です。
相手が気持ちを出した時は、そこに返す。それだけで会話は続きます。
悩みや愚痴を聞く時だけでなく、普段の会話でもそのまま使えるので、頭の片隅に置いておいてくださいね!
今日は聞く余裕がない、という日もある
ここまで全部やろうとすると、正直しんどい日があります。
仕事で消耗している日、自分のほうがへこんでいる日。
無理して聞くと相槌が雑になって、それは相手にも伝わります。
だからその日は区切っていいんです。
気をつけるのは、切り方だけ。
感じが悪くなる:『ごめん今忙しい』(それきり)
感じが悪くならない:『ごめん、今ちょっと手が離せなくて。22時くらいなら落ち着くから、その時ちゃんと聞かせて』
違いは「いつなら聞けるか」を添えたかどうかだけ。
断りではなく、時間の話にしてしまいましょう。
そして、言った時間には自分から一言送ります。
ここを飛ばすと、断ったこと自体よりよっぽど効きます。
聞けない日に無理をしないほうが、次に聞く時にちゃんと聞けます。
まとめ:愚痴の聞き方は、その日ごとに選べばいい
ということで最後に今回の要点をまとめると、
今日から使える4つ
- 出来事より先に、気持ちの言葉を拾う
- 気持ちには共感する。事実の判定・人の評価・生活が変わる決断には乗らない
- 迷ったら「聞くだけがいい? 一緒に考える?」と1回聞く
- 聞く余裕がない日は「いつなら聞けるか」を添えて区切る
愚痴を聞くときに一番大事なのは、
今日はどっちを求められているのか
ここを1回だけ確かめることです。
話を聞くと、つい先に結論を返したくなります。
でも、頼まれる前の結論はだいたい効きません。
聞くだけの日は、聞くだけで大丈夫です。
意見を求められた日は、自分の考えを言っていいんです。
そして聞けない日は、時間を決めて区切ってしまいましょう。
この3つを持っておくと、返事に困る場面はかなり減ります。
会話そのものが続かない・・・って人は、こっちの記事もどうぞ
メッセージでも、相手の愚痴や悩みに共感できれば会話は自然に続きやすくなります。マッチングアプリで会話が続かない時は、下記の質問例も参考にしてみてください。
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